青い光に照らされたグラス
セクキャバに行ったことがある男性諸君。
皆さんが、セクキャバに行ったきっかけって何だろうか。

ま、きっかけってのは、本当に些細なくだらないことなんだろう。
綺麗なお姉ちゃんのおっぱいに癒やされたいとか。

俺は、ごくごく普通の三十路男だけど、残業のし過ぎでヤケになり「セクキャバ体験してやろうじゃねーか」って流れになった。

そんな俺が、新橋のセクキャバで、初めてセクキャバ遊びをした体験談についてお話しようと思う。

セクキャバに行こうと思った理由は、ほんの些細なこと

「くそ、部長のやつ、金曜の夜に急な仕事振ってきやがって」

今年30の年になる俺は、世間がプレミアムフライデーとか言ってるというのに、仕事に忙殺されていた。

肝心な部長は、仕事を振ってきたくせに「今からセクキャバ行ってくるわ~」とニヤニヤしてやがった。何がセクキャバだ、家に奥さんと子どもがいるくせに。

俺の怒りはマックスに達していた。
が、離職率が多い会社なので、今ある仕事をほっぽり出すわけにはいかない。

結局、仕事が終わったのは夜中の1時半。
今から遊ぼうにも、この時間に友人を呼び出すのは、何か気を遣う。

近くの居酒屋で、おでんでも食べて帰るか……と思っていた俺は、くそ部長が言っていた、あのセリフを思い出した。

「今からセクキャバ行ってくるわ~」

そうだ、俺もセクキャバに行こうじゃないか。
セクキャバなんて行ったことないけど、一回くらい経験しておけば、飲みの席のネタにもなるし。

近くにあったラーメン屋に駆け込み、俺はセクキャバ店探しを始めることにした。

Yシャツ姿のセクキャバ嬢にそそられて店選び終了

俺の家は埼玉にある。
こうして夜中の2時にラーメンを食っているのは、終電を逃したからだ。
そして、セクキャバ初体験をするべく、この新橋でセクキャバ店探しをしているのである。

新橋ってさすが飲み屋街だよな。セクキャバ店をスマホで探したらゴロゴロ出てくる。

「キスなしのソフトな接客がウリです」だって?
それなら俺はキャバクラでいいと思ってしまう。

いろいろと新橋のセクキャバ店情報をスマホで見ていると「スタッフがYシャツで可愛くおもてなしします」というお店が。

昔、倖田のくーちゃんが歌番組で着てたブカブカのYシャツ姿か。
あれ、俺すっげー好きだったわ。

このお店にしよう、と決断した俺は、ラーメン屋を後にした。

新橋のYシャツセクキャバは、まさにパラダイス

「いらっしゃいませ」
目当てのセクキャバ店に行くと、黒服姿がバシッと決まったイケメンが受付にいた。

「初めてなんですけど」
「では場内指名をいただくことになります。この中からお好きな女の子をご指名ください」

ざっと20人ほどだろうか。
Yシャツ姿の女の子たちの写真が並んでいる。

ギャル系に清楚系、いろんな女の子たちがいるが、ひとりだけショートカットのボーイッシュそうな女の子の写真が目に入った。

「じゃ、この子で」
「はい、アカリですね。では、席につかれてお待ちください」

俺は、ミラーボールが光る薄暗い席に通された。
いかにも夜のお店、な光景だから、写メって、LINEのグループにその写真を送った。
5人ぐらいの高校時代のツレで構成されているグループだが、1人のツレから10秒で返事が来た。

「え、お前どこにいるの?」
「セクキャバだよ、新橋の」
「何だよ、楽しそうだな。俺も行きてー」
「来いよ、お前銀座だろ、家」
「今、彼女といるから無理」

彼女いるくせに「セクキャバ行きてー」とか抜かしやがるツレに腹が立ち、俺はスマホをカバンに閉まった。

すると

「初めまして~。アカリです!」と活発そうなショートカットの女の子がやってきた。
胸はDカップくらいで、俺が好きな本田翼に似ている。
これは当たりだ。

「セクキャバ初めてなんですよね? えっと、よかったらまずはドリンクを選んでくださいね」

アカリはメニューを俺に差し出してくれた。

「じゃ、俺ビールで。アカリは?」
「私もいいんですか!? じゃ、スクリュードライバーで」

スクリュードライバーって、地味に強いカクテルじゃなかったっけ。
この子、飲みっぷりもいいのかな。

「アカリは趣味とかあるの?」
「私、スノボが大好きなんです! 暖かい時期なら、海に行って釣りをするのも好き」
「女の子なのに珍しいじゃん」
「私、男兄弟で育ってるんで。兄と弟が2人ずついる真ん中っ子なんです」

たくさんの兄弟がいるから活発なんだな。

Yシャツ姿のアカリはよく見ると、下にブラジャーをつけていないようだった。
健康的なエロさを持つYシャツ美女、めっちゃいい。

俺は仕事の疲れも吹っ飛ぶ気持ちだった。